第7話では、ついに交際をスタートさせたほこ美(奈緒)と海里(玉森裕太)の甘くも切ない物語が展開され、一喜一憂させる波乱のエピソードとなりました。恋愛模様が進展した喜びと、現実の厳しさが織り交ざったストーリーに、心を揺さぶられる1時間でした。
「あのクズを殴ってやりたいんだ」第7話 ネタバレ あらすじ
プロボクサーになる夢を追い続けるほこ美は、プロテスト受験に向けて練習の日々を送る中で、海里との交際もスタート。充実感に満ちた毎日が描かれます。デートを楽しむ姿や、海里の家で見せる二人の甘い時間は、これまでの紆余曲折を経て結ばれた関係の美しさを象徴していました。
しかし、平穏な日々は長く続きません。ある日、ほこ美が市役所から貸与されているノートPCを紛失する事件が発生。この失態が発端となり、職場での立場が一変します。その中で同期の撫(玉井詩織)から投げかけられた「同期の中でほこ美が一番嫌いだった」という衝撃的な言葉が、彼女にさらなる打撃を与えます。友情や職場の人間関係が徐々に崩れていく様子は、リアリティのある緊張感を生み出していました。
一方で、カメラマン修業中の海里は偶然、過去にスパーリング仲間だった井崎勇也と再会します。この再会が彼にとって転機となり、カメラマンとしての夢を追い渡米する決意を固めるまでに至ります。突然の決断はほこ美との関係に影を落とし、物語に新たな試練をもたらします。
「あのクズを殴ってやりたいんだ」第7話 感想
今回のエピソードは、ほこ美と海里の甘い恋愛が一歩進んだ様子が描かれる一方で、現実の厳しさが一気に押し寄せるドラマチックな展開が印象的でした。
まず、ほこ美と海里が幸せそうに過ごすデートシーンは、視聴者としても心温まる瞬間でした。長い間すれ違っていた2人が、ようやく一緒に未来を歩み始めたかのような描写に、多くの視聴者が微笑ましく感じたことでしょう。その後の海里の家でのシーンも、彼らの関係が深まったことを象徴しており、穏やかな幸せが伝わってきました。
しかし、その甘い時間が一変する展開には、胸が締め付けられました。特にほこ美が職場で直面する問題は、現実の厳しさを痛感させるものでした。撫の言葉はただの衝撃だけでなく、日常生活の中で誰もが経験しうる「人間関係の本音」をリアルに描写しており、視聴者にも深く共感や反発を呼び起こしたことでしょう。ほこ美の孤立感や葛藤が鮮明に伝わり、応援せずにはいられません。
また、海里の渡米という展開も驚きでした。カメラマンとしての夢を追いかける決意は応援したい一方で、ようやく結ばれた2人の関係が試練にさらされる形となり、切なさが募ります。夢と愛、どちらも大切だからこその選択が、視聴者にとっても考えさせられる瞬間でした。
視聴者の感想：『あのクズを殴ってやりたいんだ』第7話
第7話は、登場人物たちの恋愛模様がクライマックスに近づき、それぞれの選択や感情に多くの視聴者が感動や共感を覚えました。特に、主人公・ほこみの決断や海里、大葉さんとの関係性に対する感想が多数寄せられています。
「待ってませんって言ったのは、夢を追う海里の負担にならないようにしたんだと思う。それってすごいこと」と、ほこみの選択に感動する声が多く挙がっています。自分の感情を抑え、相手を思いやるその姿勢は、「自分の感情を優先しない強さ」が際立っていると評価されました。一方で、「遠距離じゃダメだったのかな？」という意見もあり、ほこみの決断が視聴者にさまざまな思いを抱かせたことがうかがえます。
「ボクシングが上手くなってる奈緒ちゃんには毎回感動」と、役作りに対する努力が視聴者に伝わり、彼女の演技力が改めて称賛されています。「ドラマが終わっても注目したい」との声もあり、奈緒ちゃんが見せる熱演が視聴者を惹きつけているようです。
「若い時なら海里だったけど、今なら大葉さん1択」「『俺じゃダメかな？』なんてベタすぎるセリフだけど最高」という意見からも、大葉さん(小関裕太)の真面目で誠実な性格が視聴者の心をつかんでいることがわかります。「誠実で穏やかで仕事ができて一途」な彼のキャラクターが、「大人の視聴者」に支持されている点が特徴的です。大葉さんの穏やかな存在感が、ドラマ全体に安心感を与えているようです。
「ほこみのさよならには心が締め付けられた」「半年後には帰ってくるのに」と、視聴者は切ない展開に胸を痛めつつも、彼女の強さを見守っています。恋愛ドラマでありながらも、キャラクターたちが抱える悩みや選択がリアルに描かれ、視聴者の感情を大きく動かした回でした。
まとめ
第7話のラストでは、次回予告に三角関係の要素が登場することが暗示され、さらに波乱含みの展開が期待されています。ほこみと海里、大葉さんの関係がどのような結末を迎えるのか、そして奈緒ちゃんの演技が次回どんな感動を届けてくれるのか、興味は尽きません。
