ドラマ『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第5話 ネタバレあらすじと感想

オクラ 2024秋ドラマ

11月5日放送の『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第5話では、2年前に発生した白金ホステス殺人事件の謎がついに解かれる重要な回となりました。飛鷹千寿(反町隆史)と不破利己(杉野遥亮)が事件の真相に迫る中で、衝撃の犯行動機や予想外の展開が明らかになります。

スポンサーリンク

ドラマ『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第5話 あらすじ

千寿は、ホステスの不知火美佳を殺害したとされていた新山博一(後藤剛範)が実は真犯人ではないと確信し、捜査の視点を大きく転換させます。そして、真相を掴むために新たな容疑者・鴻上正宗(袴田吉彦)に捏造した証拠を突きつけ、追い詰める大胆な手法を取ります。事件の真相に関わる人物が次々と明かされ、スリリングな展開に引き込まれます。

真犯人である鴻上正宗が美佳を殺害したその動機は、ホステスである美佳が鴻上の誘いを繰り返し拒絶し、さらには「落ち目のタレントの介護なんてしたくない」と言ったことに彼が激怒してしまったという、あまりにも自分本位な理由。SNSでも「クズすぎる」「自己中心的すぎる」という厳しい反応が見られるのも納得で、彼の自己愛に溢れる行動には多くの視聴者が反感を抱いたことでしょう。

千寿と不破は鴻上を追い詰めますが、あと一歩の所で逃亡されてしまいます。その後鴻上は死亡したという情報から、警察内部に裏切者がいると判明します。

さらに、今後の展開のキーとなりそうな『HIDE&SEEK』ファイルの存在が示唆され、次なるステージへと物語が動き出します。

ドラマ『オクラ』第5話 感想

第5話は、事件の真相が明らかになるとともに、登場人物それぞれの人間ドラマが浮かび上がってくる、見ごたえのある回でした。特に、鴻上の犯行動機には勝手すぎると思いました。彼のような立場の人間が、自らのプライドが傷つけられたという理由で人の命を奪う姿は、あまりにも自己中心的です。この動機が明らかになるまでの千寿の追い詰め方もスリル満点で、彼の執念が犯人をあぶり出したと感じます。

また、壮太に向けられた母・美佳の想いには心を打たれました。利己が壮太に母の愛を伝える場面では、利己の嘘であるとはいえ、壮太の幼い表情に悲しみがにじむ一方で、愛を感じる場面でもあり、感動的でした。辛い経験をした分、これからはお父さんと幸せに暮らせるといいですね。

 

視聴者の感想

視聴者からは、今回も物語の深みやキャラクターの複雑な心理に対する多くの反響が集まっています。特に注目されたのは、「人気タレントという確固たる地位を脅かしてでもプライドのために犯罪を犯すのか…」という声。この問いかけに対して、視聴者は「実際にこうした動機が現実にもあると思うと怖い」と共感する声が多く、権力やプライドに取りつかれた人間の心理描写に引き込まれているようです。

また、物語が進む中で登場した「メンバー中に裏切り者が?」という展開も視聴者を驚かせ、SNSでは誰が裏切り者なのかを予測するコメントが飛び交っています。「チーム内での裏切りは信頼関係に亀裂が入るし、見る側も疑心暗鬼になる」という声もあり、ドラマの緊迫感とスリルを視聴者も体感している様子です。

さらに、今話では捜査チームの不破くんの台詞、「また凶器を捏造しますか?」が印象的だったようで、「サラッと凶器を捏造なんて言っちゃうなんて、不破くん、すっかり染まってる」と視聴者はその大胆さに驚きを隠せない様子。警察が証拠を捏造してまで犯人を追い詰めるという、このドラマの展開には賛否両論ありつつも、今後の展開に不安と期待が高まっています。

まとめ

そして、新たに登場した『HIDE&SEEK』というファイルの存在が、次の展開への期待をかき立てます。このファイルが千寿と不破をどんな真相へと導くのか、同時に加瀬英雄(中村俊介)も怪しい顔を見せ始め、ますます緊張感が増す中で、ドラマがどのように結末へ向かっていくのか期待しています。