11月19日放送のドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第7話は、10年前の事件を振り返りながら衝撃的な展開が繰り広げられました。これまでに張り巡らされてきた伏線が動き出し、物語の核心に迫る重要なエピソードとなりました。
この記事では、第7話のあらすじと感想、そして注目ポイントを詳しくご紹介します。
ドラマ「オクラ」第7話 ネタバレ あらすじ
物語は、埠頭の廃虚で加勢一課長(中村俊介)が爆死する事件から幕を開けます。この爆破事件に飛鷹千寿(反町隆史)や不破利己(杉野遥亮)らはショックを受けますが、10年前に発生した警察官連続爆破事件と同じ手口で行われており、特に倫子の父である結城真一(平山祐介)が殺害された事件と酷似していました。
加勢一課長の爆死事件と10年前の連続爆破事件では、以下の共通点がありました。
・電子制御式の爆発物の使用
・遠隔起爆装置として携帯電話が利用された点
これにより、両事件が同じ犯行グループによるものではないかという推測がなされています。また、倫子の父が巻き込まれた事件と手口が酷似しているため、事件を解決することが彼女自身の悲願とも言えます。
捜査班は、防犯カメラに映るフルフェイスの男の映像を手がかりに操作を進め、ついに犯人をおびき出すことに成功します。このシーンで倫子は見事な格闘技を披露し、犯人を現行犯逮捕しました。その正体は、元警察官の門真衛。しかし、門真は取り調べ中に服毒自殺を図り、事件の全貌解明には至りませんでした。
門真の供述によると、彼は爆弾を仕掛けただけで、実際に起爆装置を操作した実行犯は別にいるとのこと。また、携帯電話を利用した起爆装置がまだどこかにある可能性が示唆され、次なる爆破事件が懸念されます。
ドラマ「オクラ」第7話 感想
加勢一課長の死と10年前の事件が結びついたことで、物語のスケールが一気に拡大。特に、門真の供述により警察内部の闇が浮かび上がり、ただの刑事ドラマではなく、巨大な陰謀を描くミステリーとしての側面が強調されました。10年前の未解決事件「HIDE&SEEK」のファイルと、今回の爆破事件の繋がりが示唆され、視聴者としても緊張感が高まります。
第7話では、倫子の成長が際立っていました。特に彼女が犯人を取り押さえるシーンでは、元ヤンキーという設定を活かしたスピード感と迫力あるアクションが描かれ、視聴者の目を釘付けにしました。このシーンでは、倫子の内に秘めた熱い情熱と強い意志が感じられ、彼女のキャラクターに新たな深みが加わりました。
元ヤンキーでありながら、父の死の真相を知り、刑事として成長し続ける倫子の今後の行動にも注目です。彼女の過去と現在がどのように融合し、事件解決に向かうのか期待が膨らみます。
取り調べ中の門真の服毒自殺は、事件の闇の深さを象徴する場面でした。これが単独犯行ではなく、警察内部に関与者がいる可能性を暗示しています。倫子の父・結城真一が10年前に命を落とした事件も含め、警察の組織的な隠蔽が事件の背後に存在することを匂わせています。この疑惑が明かされる展開に期待が高まります。
ただ、倫子の父の真一がいきなり「ここにチップがある」と言ったのには?と思ってしまいました。身体に埋め込んであるってこと?チップを奪われないために飛鷹に自分を撃つように頼んだというのがちょっと唐突だなあと思ってしまいました。
しかし10年前の「HIDE&SEEK」には、副総理暗殺事件も含まれており、これらの事件が今回の爆破事件と繋がっている可能性が示唆されました。この壮大な伏線がどのように回収されるのか、視聴者としても目が離せません。
ドラマ オクラ 第8回への期待
第7話では、物語が大きく動き出したことにより、視聴者の期待はますます高まっています。特に次回以降、以下のポイントに注目したいところです。
実行犯の正体
門真が語った「爆破を起こした実行犯」の正体が誰なのか。そして、次のターゲットはどこなのかが気になります。
警察内部の闇の解明
門真が隠そうとした警察内部の秘密が明かされるのか。この闇を暴くことで、倫子の父親の死の真相がついに解明されるのではないでしょうか。
まとめ
第7話では、過去の事件と現在の事件が交錯し、物語は大きな転換点を迎えました。倫子を中心に繰り広げられる緊張感あふれる展開は、視聴者を最後まで飽きさせません。次回も、事件の背後にある真実を追求し、物語がどのように進むのか楽しみです。